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効率化の果てに

時の流れに身をまかせられなくなって、もう何年になるんでしょうか我々は。

と言いたくなるような記事を読んだので思ったことをつらつらと。

独立時計師の方のインタビュー記事。下記のセリフが刺さってきた。

「昔は手紙でやりとりしていたわけですよね。それが電話になり、メールになり、LINEになった。だからそのペースに慣れた今、私たちは10分でも遅刻したら相当待たせたように感じてしまいます」

ほんとそれなー!!

連絡手段が異様に発達した弊害だと思います。下手したら数分~数十分すら待てない人もいる。

緊急性の高い連絡であれば迅速に返答した方がいいけれども、ただの雑談やたわいない話でも待てないのはちょっと病んでると思うよ僕は。

インターネットが進化して、何でもかんでも効率化する風潮が強くなったから、相手の返事や反応を待つことができない。

最短ルートで仲良くなろうとするから、相手に対して不満が募る。

こちらはスピーディにやりとりしたいのに、あなたは応じないんですね?というように、地味な圧をかけるようになる。

ハッキリ言ってそんなんクソだし、長続きなんてするわけない。友達であっても恋愛であっても。