堅苦しいことを書く知識も技量もないので、見て思ったことを書く。
1920年に撮影された、1組のカップル(夫婦かな?)の自撮り写真がタイムラインに流れてきた。
Love this colourised ‘selfie’ taken over a hundred years ago in Japan (1920). pic.twitter.com/l8GAmAmigc
— Michael Warburton (@MichaelWarbur17) 2023年8月15日
幸せそうでお互いに寄り添ってる感じがして、いいツイートだと思う。
でもこの数年後には関東大震災や第二次世界大戦があったんだよな……と考えると、背筋がゾクッとした。
僕は今まで、白黒でしか昔の写真を見たことがない。良くも悪くも、現実感がなくて、物語や映画みたいな距離感で過去を捉えていたと思う。
でもこのカラー写真を見て、「この2人も生きていたんだよな」と当たり前のことに気がついた瞬間、ものすごく怖くなった。
この自撮りをしていた頃、この人たちは自分たちがこれからどうなるか?なんて考えもしなかっただろうし、日常生活を送っていたと思う。
2人で散歩をしたり、寝所を共にしたり、喧嘩をしたり、ご飯を食べたり、そういう日常。
それが災害や戦争で壊されることへの恐怖を強く感じた。