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敗戦した日

堅苦しいことを書く知識も技量もないので、見て思ったことを書く。

1920年に撮影された、1組のカップル(夫婦かな?)の自撮り写真がタイムラインに流れてきた。

幸せそうでお互いに寄り添ってる感じがして、いいツイートだと思う。

でもこの数年後には関東大震災第二次世界大戦があったんだよな……と考えると、背筋がゾクッとした。

僕は今まで、白黒でしか昔の写真を見たことがない。良くも悪くも、現実感がなくて、物語や映画みたいな距離感で過去を捉えていたと思う。

でもこのカラー写真を見て、「この2人も生きていたんだよな」と当たり前のことに気がついた瞬間、ものすごく怖くなった。

この自撮りをしていた頃、この人たちは自分たちがこれからどうなるか?なんて考えもしなかっただろうし、日常生活を送っていたと思う。

2人で散歩をしたり、寝所を共にしたり、喧嘩をしたり、ご飯を食べたり、そういう日常。

それが災害や戦争で壊されることへの恐怖を強く感じた。